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公認会計士

山本公認会計士にインタビュー

公認会計士と税理士の資格を持つ山本先生。税務・監査・資産税コンサルティングを中心に、個人から中堅企業まで幅広い案件に取り組む中、山本先生はどんなことにやりがいを感じているのでしょうか?そして、体力づくりのために学生時代時代から行なっているスポーツとは?

山本公認会計士事務所/公認会計士・税理士 山本 真嗣


【Q1】山本先生のプロフィールと休日の過ごし方をご紹介ください。 昭和43年愛知県生まれ。大学卒業後、会計士試験に合格して、税理士法人・監査法人・上場企業の経理部を経て、 8年前に独立しました。現在は公認会計士・税理士として税務・監査・資産税コンサルティング業務を中心に、 個人から中堅企業まで幅広くサービスを提供しています。 休日は昔取った杵柄ですが、大学時代は体育会テニス部でしたので、毎週テニスの試合を地域の仲間で楽しんでいます。 先日も東京地方税理士協同組合のテニス大会に出場して、残念ながら最後の試合に力及ばず負けてしまったのですが、なんとか準優勝できました。









【Q2】公認会計士(税理士)を志したきっかけを教えてください。 私が中学のとき、父が仕事の協力会社の連帯保証人になったことが原因で、父の会社が倒産する憂き目にあったことです。 資本主義社会では法律・経済のルールを知らないと倒産せざるを得なくなったり、挙句の果てに自宅まで売却するような経験をしたことから、 会社法や経済学、経営学も試験科目に含まれている公認会計士という資格に魅力を感じて意識したことが志したきっかけです。







【Q3】公認会計士(税理士)になるためにどんな勉強や経験をされましたか? 公認会計士の試験科目は、2次試験として簿記・財務諸表・原価計算・監査論・経営学・経済学・経営学・商法(現在の会社法)の7科目で短答式と論文式の試験を 1日~3日間で受けます。 2次試験に合格すると会計士補という資格が与えられ、2年間の監査法人での業務補助と1年間の日本公認会計士協会の実務補修所を終了したあと、 3次試験として筆記試験及び面接試験に合格すると、公認会計士の資格が得られるという仕組みです。 公認会計士試験は7科目同時に受験し、合格しなければならないため、通常では働ぎながらでは難しく、全日制で予備校などに通って受験するのが一般的だと思います。 私は大学卒業後に受験を始め、朝6時に起きてランニングして体力を落とさないようにしながら、予備校では1日10時間以上勉強してなんとか合格することが出来ました。










 

【Q4】公認会計士と税理士の違いは何でしょうか? 公認会計士の独占業務は監査です。 上場企業や資本金5億円以上の会社の財務諸表を監査して、記載されている内容が企業会計の基準に従っているかどうかという 監査意見を記載した監査報告書を企業に提出します。 企業は証券取引所の開示書類である有価証券報告書にその監査報告書を添付することが求められています。 対して、税理士の独占業務は税務申告書の作成、税務相談です。 企業の決算書をもとに税法に従って確定申告書を作成することや税務の相談に応じることが業務領域になります。








【Q5】お仕事にはどんなポリシーを持って取り組んでいらっしゃいますか? 毎月の試算表や決算書は将来の経営方針やリスクを判断するための指針になります。 ですので、部門別の試算表などを事業所ごと、棟ごとの採算を表示させたり、商品別の売り上げを表示させるなどして、 より経営判断に資する分析を顧問先企業に提供することを心掛けています。




 

 

【Q6】最近のお仕事で大変だったことや驚いたことなどのエピソードを聞かせてください。 相続税申告をご依頼いただいた会社経営者の方だったのですが、会社の税務申告を過去に全く行っていない方でした。 そのため、ご自宅に保存されていた何百という請求書・領収書・見積書・預金口座をかき集めて、時効前5年分の法人税及び所得税の申告を行ない、納付した法人税・所得税などを含めて、10カ月後の相続税の申告業務を行なったときは大変でした。





 

【Q7】ご事務所の雰囲気、強みや得意とすることを教えてください。 事務所は全て私が決めて指示するのではなく、職員みんなから意見を聞き、一番良い方法を考えて最後は私の方で進めるようにしています。 また、税理士事務所なので計画的に間違いなく進めることは必要ですが、難しい業務でもストレッチしてチャレンジする姿勢がある人を応援するようにしています。 事務所の強みとしては、不動産を所有している会社・個人や不動産業の顧問先が多いことから、大家の方のお悩みにはかなり多く対応しているという自負があります。








【Q8】事務所の雰囲気、強みや得意とすることを教えてください。 公認会計士は市場の番人と言われています。 先日もある会社に対して、監査法人が監査人材100人投入とフォレンジック調査(社内不正や情報漏洩などのインシデントが発生した際に行う鑑識調査)を駆使して、 大がかりな調査を行ない、会計不正を摘発したケースがありました。 不正を摘発することは監査の本来業務ではありませんが、監査人は投資家のために財務諸表の保証を行なっているという役割を忘れてはならないと思います。 現在は、監査法人への就職だけではなく、企業内会計士として活躍する方も多くなっています。 会計士は幅広い業務に対して、経験や知識を活かすことができる、とてもやりがいのある職業だと思います。






山本公認会計士事務所

ラグビー観戦も趣味だという山本先生。週末は日本代表戦やトップリーグなど、メジャーな試合も必ずチェックしています。もちろん、旅行やショッピングなど家族との触れ合いも欠かさない、文武両道で素敵なお父様でもあります。
〒211-0005
神奈川県川崎市中原区新丸子町915-20
ECS武蔵小杉ビル 3F





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