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土地家屋調査士

田中司法書士にインタビュー

登記・供託のプロフェッショナル「司法書士」。実際にどんな資格でどんな仕事をしているのか、現役の司法書士に聞いてみました。  

土地家屋調査士杉山雄一事務所/杉山雄一


【Q1】杉山先生のプロフィールを簡単にご紹介ください。 昭和44年生まれの川崎市出身です。鎌倉学園高等学校から中央大学に入学し、卒業後測量会社、土地家屋調査士事務所に勤務。平成20年3月に現在の事務所を開業しました。





【Q2】杉山先生が土地家屋調査士を志したきっかけを教えてください。 大学在籍時は司法書士になることを目指して勉強していました。卒業時はバブル時代が終わり就職氷河期の始まりにあり、司法書士事務所で補助者をしながら勉強を続けようと思いましたが、そもそも補助者を募集している事務所を見つけられませんでした。たまたま周辺士業である土地家屋調査士事務所(測量会社内)に就職が決まり、業務を続ける中でこの道を志すようになりました。ただ本格的に志すまでには時間が掛かりました。









【Q3】土地家屋調査士とはどのようなお仕事なのでしょうか?またどんなポリシーを持って取り組んでいらっしゃいますか? 業務を簡潔に説明すると、不動産(土地及び建物)を調査及び測量をして所有者に代わって登記申請手続きをする仕事です。主に不動産の売却や相続をするときに必要な業務となります。ポリシーとしては依頼主のご要望に迅速かつ丁寧に対応し、将来において問題を残さない仕事を目指しております。






【Q4】土地家屋調査士になるにはどんな勉強や資格が必要ですか?また、そのためにどんな経験をされましたか? 土地家屋調査士になるには法務省が実施する試験に合格しなければなりません。試験内容は法律に関するものと測量に関するものが出題されます。ただし、測量士や測量士補等の資格を有していると測量に関する試験は免除されます。法律に関する試験は不動産の表示に関する登記に必要な不動産登記法及び民法が出題されます。私の場合は基本的に独学で、週末に予備校が実施する答案練習会に参加していました。試験直前には十数時間勉強した日もありました。








【Q5】最近あったご苦労や失敗談、やりがいなどのエピソードを聞かせてください。 土地の境界確認作業については隣接所有者の協力が必要なため、いつも苦労します。例えばお隣と不仲の場合は境界とは関係ないことで協力を得られないことや、隣接所有者の行方が分からないといったケースは特に大変です。






【Q6】初めて土地家屋調査士に依頼する時は、どんな基準で選んだら良いでしょうか? 個人的には地元の土地家屋調査士にご依頼することをお勧めします。地元のことは地元の方が一番理解されていると思います。…ということで川崎南部のお仕事は杉山事務所までお願いします(笑)。





【Q7】最後に、土地家屋調査士にとって大切なこと、魅力、面白さは何でしょうか? 大切なことは常に社会に対して誠実であることだと思います。我々は常に依頼主の側に立って依頼主の要望を満たすと言う訳にはいきません。時には依頼主の思いとは違う結果に終わることもあります。法律を順守し公平かつ誠実に業務を行わなければなりません。土地家屋調査士の魅力は、現場作業からデスクワークまで何でもアリという他の職業ではあまり見られないところかと思いますが、本当の魅力・面白さはこれから見つけたいと思っています。




溝淵司法綜合事務所
不動産の測量や登記に関することなら、何でも相談に応じてくれる兄貴肌の杉山先生。今回のインタビューでも、とっても頼れる存在感を醸し出していました。
土地家屋調査士 杉山雄一事務所
〒211-0045 川崎市中原区上新城二丁目12番20-101号





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