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司法書士

田中司法書士にインタビュー

登記・供託のプロフェッショナル「司法書士」。実際にどんな資格でどんな仕事をしているのか、現役の司法書士に聞いてみました。  

株式会社 あかつき不動産サービス/不動産鑑定士 藤田勝寛


【Q1】藤田先生のプロフィールを簡単にご紹介ください。 昭和49年4月12日生まれ。横須賀市生まれの品川区在住です。中央大学を卒業後、不動産会社の経理部に勤務しましたが、不動産鑑定士資格の取得のために退社しました。 27歳の時に不動産鑑定士二次試験に合格し、3年間、赤坂の個人事務所で法定の実務期間を経て、30歳で三次試験に合格して不動産鑑定士の資格を取得することができました。
その後、㈱日税不動産情報センター、㈱東京カンテイで不動産鑑定士として勤務し、平成21年7月に独立し、横浜市に「㈱あかつき不動産サービス」を設立。平成26年11月には、港区六本木に「士業ネットワークのあかつき不動産㈱」(不動産仲介会社)も設立いたしました。









【Q2】不動産鑑定士を志したきっかけを教えてください。 大学時代より「専門性・独立開業可能性」の高い士業にあこがれを持っていましたが、まずは社会人経験を積みたいと思い不動産会社へ…。しかし、士業への思いを捨てきれず比較的短期で退社して、ちょっと迷惑をかけました…。
士業の中で不動産鑑定士を選んだきっかけとしては、「不動産の最有効使用の判定」「不動産を求める際の手法や価格の選択・決定」と、ある程度専門家個々が判断できる裁量があるという点です。 加えて、不動産鑑定士は他の士業より人数が少なく、受験当時は某専門学校のパンフレットで「独立開業可能性№1」と謳われていた点も興味深かったです。また、このパンフレットには「士業の中で平均年収№1」とも記載されていましたが、現在は確実に違うと思います(笑)。












【Q3】不動産鑑定士になるためにどんな努力や経験をされましたか? 当時、最難関であった二次試験(現在は試験制度改正)では専門学校で二年半ほど勉強しました。お金がなかったので、アルバイトや残業のない派遣社員をしながら、平日4時間、土日は8時間、直前一か月は13時間程度勉強しておりました。
二次試験合格後に勤務した赤坂の事務所は、全国に不動産を保有するような上場企業・大手企業との取引が多く、30以上の都道府県に物件調査に行くことができました。業務自体はとても大変でしたが、ここで多種多様な不動産に触れることができた経験がとても大きかったと思います。










【Q4】お仕事にはどんなポリシーを持って取り組んでいらっしゃいますか? お客様がご相談・ご依頼の背景を丁寧に把握することです。
「なぜ不動産鑑定をご依頼しようと思ったのか?」、「本当に不動産鑑定が必要なのか?」、その結果、ご依頼いただけなかったとしてもお客様の利益に繋がるのであればそれでよいと思ってます。そのため、事前のヒアリング、事前見積りはとても重視しており、費用対効果を十分に検討していただけるよう配慮しております 。









【Q5】最近あった失敗談、やりがいなどのエピソードを聞かせてください。 失敗は結果としてお客様に成果物としてご提出する前に揉み消しているので内緒です(笑)。 一つだけ挙げるとすれば、伊豆の別荘地に評価に行き、物件の写真を撮影したのですが、その後突然デジカメが壊れてしまいこっそり撮りなおしに行きました。
当社は弁護士先生、税理士先生からのご依頼が多いのですが、最終的に自分の作成した鑑定評価書が皆様のスキームの中でお役に立ち感謝された時にはとても充実感を覚えます。









【Q6】「こんな依頼があったら、嬉しい!」という相談内容はありますか? 前述のとおり、六本木にて不動産会社も経営しておりますので、不動産鑑定を含めた「不動産コンサルティング→不動産売買」等のスキーム全体に関わらせていただけるような案件があればぜひご相談いただきたいです。 また、全国案件対応可能ですので、遠方の案件も喜んで!時々出張に行きたいな…というのが本音でもあります(笑)







【Q7】お仕事と並行して陸上競技にも注力されていますが、陸上の魅力はどんなところにありますか?
また、最近の陸上の活動状況を教えてください。
最近、趣味の域を超えて陸上をやっている気もしてますが…
中学校~大学まで短距離(400m)を続け、一旦引退しましたが、色々な縁があり31歳で無謀にも復活しました。2年作って体を作り直して競技会に参加し、35歳より5歳刻みで競技を争う「マスターズ陸上」に参加。35歳~39歳の部での最高記録は全国大会2位、世界ランキング37位。昨年より40歳~44歳の部に移り2014年度アジアマスターズ選手権の4×400mリレーの日本代表メンバーに入り金メダル獲得しました。
当面の目標は、今年の秋の全日本マスターズ選手権での個人種目優勝と、来年オーストラリアで開催される世界マスターズ選手権に出場し、個人種目での決勝進出とリレーでの優勝です。
陸上競技の魅力は、基本的に個人種目で結果がタイムという絶対的なもので出るため言い訳も他人のせいにもできない点ですね。強くなりたければ己を磨くしかない。また、練習時間を確保するため、仕事を集中力高く効率的に行うことができていると思います。 現在のマラソン・ジョギングブームの中、「短距離選手」は少々珍しいかもしれないですが、だからこそチャレンジし続けたいと思っています。










【Q8】不動産鑑定士にとって大切なこと、魅力、面白さは何でしょうか? 大切なことは、絶えず現在の不動産マーケットの動向に目をやり、実勢を把握しておくこと。そのための勤勉さを欠かさないことだと思います。 不動産鑑定は理論的に価格を求めるため、時に理論に偏り過ぎると実勢価格と乖離し「使えない評価書」になりかねないと思っています。
不動産は大半の個人、企業様のいずれにとっても最大の資産だと思います。その資産の評価に携われることは、その方々の今後を左右しかねない大きな意味合いを持っていると思います。不動産鑑定の魅力と面白さはそのあたりだと思います。









溝淵司法綜合事務所

不動産鑑定士と陸上選手の2つの顔を持つ“走る不動産鑑定士”の藤田先生。そのチャレンジ精神が業務や陸上において、コンスタントに良い結果を生んでいるようです。
株式会社 あかつき不動産サービス
〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島2−5−5−303号





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