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司法書士

田中司法書士にインタビュー

行政書士の仕事は、官公署へ提出する書類・権利義務や事実証明に
関する書類などの「書類作成業務」をはじめ「許認可申請の代理」、
「相談業務」などに分けられます。
藤田麻衣子先生は建設業許可専門の行政書士として、書類手続きや
許認可の代行に日々奔走しています。さて、仕事の苦労や魅力とは?

アルス国際特許事務所/弁理士 細井 勇


【Q1】まず、自己紹介をお願いします。 子供のころから絵を描くことが好きで、中学生の頃に授業中に描いた絵が地区コンクールの出展作品に選ばれるなどして絵 画との関わりは深いものでした。この頃に育まれた絵心は現在の仕事にも生かされており、設計図から3次元的な図形を導 き出したり、あるいは物品の形状等の外観から意匠の審美性を追求したりするのに大いに役立っております。趣味は旅行、 スキーですが、特に旅先の町や村の風情を観察するのが好きです。








【Q2】弁理士を志したきっかけを教えてください。 「専門的な職業に就きたい、そのためにはどんな資格を取ったらよいか」という思いで探し当てたのが弁理士でした。大学の先輩で弁理士をやっておられる方にお会いして、お話を聞いているうちにこの道に進もうと決心しました。 技術と法律の両方を駆使して仕事を行なうという点に魅力を感じ、理科系出身でありながら文科系的なものに興味を持っていた自分にとって、自身の適性に合った職業であると感じました。 もともと理屈を考えてあれこれ思索することが好きでしたので、弁理士という職業に違和感はありませんでした。








【Q3】弁理士とは具体的にどのような職業なのでしょうか?特許、実用新案、意匠及び商標に関して権利を取得するためには、必要な書類を作成して特許庁に出願の手続を行ない、審査官による審査を受けます。審査官が特許・登録を認めない旨の判断をしたときは反論することができます。
出願人の反論が受け入れられず特許・登録を認めない旨の審査官による最終判断(拒絶査定)が出された場合、出願人はこれを不服として審判を請求することができます。 審判において請求人の主張が通らず原査定を維持する旨の審決が出された場合、請求人はこれを不服として審決取消訴訟を 知財高裁に提起することができます。
上記した一連の手続きについて、本人から委任を受けて代理人として行動するのが弁理士です。国内事件に限らず、日本から外国への特許等の出願或いは外国から日本への特許等の出願について、弁理士は代理人として手続を行います。 特定侵害訴訟代理業務試験(国家試験)に合格した弁理士は、特定侵害訴訟(特許権等の侵害訴訟及び特定不正競争に係る 侵害訴訟)に関して、弁護士と共同で訴訟代理人となることができます。
また弁理士は、特許等の権利や著作権等に関し契 約の代理を行ったり、ライセンス契約の代理を行なったりします。


















【Q4】お仕事にはどんなポリシーを持って取り組んでいらっしゃいますか?
技術立国を目指す我が国にとって、科学技術の進歩は国の重要な政策となっております。特許等の知的財産権は科学技術の進歩を支える役割を果たしており、その知的財産権制度の一翼を担っているのが弁理士です。このことから弁理士は、科学技 術の進歩に貢献するとのポリシーを持って仕事に取り組んでいるといえるでしょう。





【Q5】弁理士になるにはどんな勉強が必要ですか?また、そのためにどんな経験をされましたか? 弁理士試験のためには、特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約等の条約、著作権法及び不正競争防止法の勉強が 必要です。弁理士試験は、短答式試験、論文式試験及び口述試験からなります。短答式試験においては、特許法、実用新案 法、意匠法、商標法、パリ条約等の条約、著作権法及び不正競争防止法が試験科目となります。論文式試験は必須科目と選択科目からなり、必須科目としては、特許法、実用新案法、意匠法、商標法が試験科目となり、選択科目としては、技術系 科目及び法律系科目の中から選択します。
私は特許事務所に勤務する傍ら弁理士試験の勉強をしておりました。実務を経験することで、条文の意味が現実的なものとして把握でき、理解を早めるのに役立ったと思っております。





【Q6】最近のお仕事の中で印象的だった依頼内容を教えてください。 特許権侵害訴訟を弁護士と共に代理人として担当した事件がありました(当方側は、被告人の立場)。被告会社の実施品が 「リブ」という構成を備えているか否かが重要な争点でした。リブを設けて補強することは広く知られており、普段リブの形状について注意を向けて観察することはありませんでしたが、この事件を通して、リブとはどのような形状のものにまで 及ぶ概念なのか、あらためて考察する機会を得て、大変有意義でした。尚、この事件は和解で終了しました。








【Q7】お客様が初めてに弁理士に依頼する時は、どんな基準で選んだら良いでしょうか? お客様が初めてに弁理士に依頼する時の選定基準としては、以下のようなものになると思います。

1.依頼しようと考えている案件の技術分野(例えば、電気・電子、機械、化学、建築等)を当該弁理士が取り扱っているかどうか。
2.例えば特許出願の依頼の場合、お客様が説明する技術内容についての理解力があり、かつお客様に対して技術的なアドバイスをする程度に前向きな姿勢を持っているかどうか。
3.手続きの流れを丁寧に判りやすく説明してもらえるかどうか。
4.お客様と十分なコミュニケーションをとってもらえるかどうか。
5.費用について明確な説明があり、納得がいく費用を提示してもらえるかどうか。







【Q8】弁理士にとって大切なこと、魅力、面白さは何でしょうか? 弁理士にとって大切なことは、常に先進技術の情報を入手し、お客様からの相談に技術的にも十分対応できるようにすることであると思います。
弁理士にとって魅力、面白さとは、技術開発をされた研究者・開発者から、開発努力とその成果を生の声で聴くことができることです。
また、技術的にやや不十分な発明であっても、これを的確に特許権として確立するために種々知恵を絞って手続きを行ない、 最終的に特許が認められたときの満足感は格別なもので、弁理士としてのやりがいを感じます。








溝淵司法綜合事務所
お客様との触れ合いを大切にし、常にお客様の立場になって考えるという細井先生。その穏やかな人柄に惹かれ、信頼を寄せて依頼する方がたいへん多いようです。
アルス国際特許事務所
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